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チャコペーパー株式会社について
 
 
 
   
 
 

全国の図画工作(小)、美術(中)、芸術(高・美術・工芸)における造形美術教育には、それぞれに学習指導要領の目標・内容によって工夫を重ねてきた成果の歴史があります。新しい時代を迎え、先生方は、子供たちの明るくのびのびとした表現のよろこびを探り、絵を描くことなどの楽しみを身につけさせようと、ご苦労をされていらっしゃることと思います。私たちは、その造形美術教育の活動に期待し、いっそうの声援を送りつつ、もっと役に立つ応援ができないかと探っています。




英語や数学などの教科なら、「それでは今日は○ページから」で始められます。ところが美術や図工では、授業は前の週から始まります。つまり、「来週はポスターを描くから」と、参考作品を見せたり、必要な用具(絵の具類)、材料(紙など)の持参を予告します。
この「予告」がうまいと、授業の導入がスムーズになります。予告とはつまり、興味と関心をうまく刺激することなんですね。





授業当日の初めの3〜5分間を「導入」と呼んでいます。
題材を与えられると子供たちは迷います。この迷いの時間を縮めることが大切です。方向づけないこと、放任することが「自由」だと勘違いしている先生がいらっしゃいますが、これは残念なことです。





方向づけがうまくいくと、子供たちは生き生きと作品づくりに取り組み始めます。そこで、次に大切なのが「助言」です。「なかなかいいね。この後はどうなるのかな」、「いい思いつきだね。こんな風にしたらもっと面白いかもしれないね」などと、自由な発想をさらにふくらませてあげられることができたら、子供たちの目はもっと輝いてきます。「先生も絵を描くことが好きなんだ」「先生も図工を楽しんでいるんだ」と子供たちが感じたら、それは、すばらしい指導です。





美術や図工では、すべての活動が「形をとる」ことから始まります。この「形をとる」作業を、いかに生き生きと伸び伸びとさせるかが、美術教育のいちばん重要なポイントとなります。
子供たちはなにを、どんな風に描こうかと迷い、紙の上で逡巡しています。この「形をとる」段階をさっとスピーディに乗り越えられると、絵を描くことの楽しさは倍増します。逆に、この段階でぐずぐずと時間がかかると、絵嫌いの子供を育ててしまいかねません。先生の腕の見せどころです。




最近では、さまざまな新教材が研究会などで紹介されています。下絵を転写し、あとは水で消せるスーパーチャコペーパーなどもそのひとつです。たとえばポスターを描くなら、絵のモチーフや文字を拡大コピーして転写し、下絵を描いてもよいでしょう。
写すことを「ずるいこと」ととらえる必要はありません。コピー機やスーパーチャコペーパーなども手法のひとつとして、教育に活用されるとよいと思います。
絵の苦手な子に絵の楽しさを気づかせる。絵のうまい子にはもっと可能性を花開かせる。スーパーチャコペーパーは、そのためのよい教材になるでしょう。




一人ひとりの子供が、今、描いた作品に対して、「やったぁ」とか、「できたぁ」の喜びの感じがもてるときは授業の輝いているすばらしい場面です。その今仕上げた作品を、作者が「味わう」「成就感」は、これからの活動の「意欲」を育てます。この新しい「興味と関心」が高まる場面は、指導者にもうれしいひとときです。
「表現」と「鑑賞」は、造形美術教育活動の2本柱です。一人ひとりの活動をよく観察し、どの子も、「元気に、明るく、のびのびと」学習させたいので、不必要な比較や評価ランク分けなどにならぬようにします。
子どもの表情と作品とを、生き生き・ピチピチさせるには、「ほめる」ことが大切です。先生の「元気がでている」も「ていねいに仕上がったね」などの言葉かけも、子供には、大変うれしい大きな励ましです。
造形美術教育の活動では、ほかの教科のような、○×のつかない特色も生かして、いろいろな角度・見方でほめて・励まして、子どもの可能性をひきだし伸ばし高めたいと思っています。子どもが、「自分自身を大事にして、美しさにあこがれえるように心がけていく」ことが指導のねらいです。それに期待し、授業を工夫し続けていただきたいと願っています。











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